一般の人にはあまり馴染みがないと思うけどSM雑誌をよく見る人にはお馴染みのSMアート画家の春川ナミオが4月に亡くなった。72歳でガンだったようだ。
写真を見て貰えばわかるけど鉛筆で全て描かれてる。
SMと言っても女性がSで男性がMやね。
女性は一般のグラマーを超えた豊満、肉感的で女性は大きく巨尻、巨女で男性は小さくみすぼらしい感じ。
完全な女性崇拝、女性上位の世界や。
SM雑誌での出会い
初めてみたのがいつだったかは正確には思い出せないがワイは中学からかなり熱心にエロ本を収集していた。
そのころはまだSM雑誌を購入してはいなかったが本屋には必ず置いてあったので立ち読みはしていた。
その頃に目にしてたはず。
高校か卒業したぐらいには普通に買ったりしてたのでその頃には見てた。
昔はSMというと男性がSなのが普通でSM雑誌も女性を縛っているものが殆どで男性がMなのは雑誌の中の1割もない程度だったと思う。今みたいに細分化されてないので一冊にSMがまとまっていた時代や。
初めて見たときは衝撃を受けた。
ファンタージーとロマン
とにかく女性が魅力的で日常が女尊男卑の世界なのがいい。
男性にはひどい世界だがそこでは無くて女性が何の制約もなく好きにしているところがいいんだと思う。
圧迫されたいとか物として使われるのもいい。
こんな世界があれば楽しいだろうなというファンタジー、ロマンの世界だ。
おすすめは顔面騎乗
氏の作品で一番多いのは顔面騎乗(顔騎)やね。女性が男性の顔に乗っているやつや。大きな尻に敷かれたいという願望は男なら誰でもあると思うが、多分。椅子になって顔に座られるのもいい。
うんち系はワイは苦手や。
誰かがのぞいて驚いてたり女性が処刑人だったり男を椅子にして女性同士で普通に喋ってたり顔騎されている男を羨ましそうに隣の男が眺めていたりと至る所で想像を掻き立てる様な演出がとても上手いのだ。
海外でも人気
10年以上前から日本では銀座で個展が開かれてたりして時代の移り変わりとともに少し市民権を得て来ていた感じや。
調べたら韓国やドイツベルリン、フランスパリなどでも個展が開催されていた。
単純に絵が上手いし1枚で伝える世界観が凄いからね。
ただ単に変態の絵では無くそれ以上の凄さを感じてもらえるのだと思う。
春川ナミオが参加！「united dead artists」開催中＠パリ
Fesses en pleine face 現地の新聞記事
写真
拾い物ですまないが。上品目なのを載せてる。ワイはこれぐらいが好きや。
リンク
画像は Googleで画像検索すればいくらでも出て来る。
ワイは見たことのないのがあると保存したりしてるけどいつまで経っても新しい画像が出て来る。
それぐらい多作や。
似た様な作品だけど少しずつ違う。時代によっても結構違う。
よく飽きずに描いた物だなと感心する。
春川ナミオかNamio Harukawaで検索してみてな。
因みにナミオをナオミと間違えやすいですが実はその名前で作品を書いてるのもある様や。なので間違えではないがナミオが一般的や。
亡くなったのを伝えるブログ
ギャラリー
Namio Harakuwa.. Amazing Voluptuous Art
